自宅近くの児童発達支援を探す
お子様が発達障害なのではないか、他の子と違うのではないかと不安になったら、まずは相談してみてはいかがでしょうか。
エリアごとの公的・私的支援が受けられるセンターや事業所をまとめています。
また、そのエリアで支援を受けるために取得する必要がある「通所受給者証」の取り方についてもまとめているので、参考にしてください。
紹介しています
- 北海道
- 札幌市
準備中
児童発達支援センターと
事業所の違い
児童発達支援には、児童福祉施設として定義される「児童発達支援センター」とそれ以外の「児童発達事業」の2類型があります。
どちらも通所利用の障害児やその家族に対する支援を行うことは共通です。
センターは、施設の専門機能を活かし、障害児、その家族への相談、施設への援助、助言を行うのに対し、事業は、利用障害児やその家族に対する支援を行う療育の場となり、幅広くお子様を受け入れていますので、まずは相談してみることをおすすめします。
参照元:厚生労働省「障害児支援の強化について」 https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/kaiseihou/dl/sankou_111117_01-06.pdf
【PR】てらぴぁぽけっとの
ご紹介
段階別セラピー
このサイト「アライさんの発達ガイド」では、他のページで年齢別の発達障害の特性などを、できる限りわかりやすくまとめています。
そのページの取材に協力してくれたのが、「てらぴぁぽけっと」です。
「アライさんの発達ガイド」では、まるで保護者様のそばにいるように、語りかけるようにサイトを構成したいと思ったときに、保護者様との対話を大事にしているという「てらぴぁぽけっと」にお願いしよう!となったのが発端。
「てらぴぁぽけっと」は、発達スケールと照らし合わせて、お子様を目標とする位置へ導く児童発達支援事業所。
応用行動分析(ABA)を用いたセラピーで、将来的に目指す行動に対し、今できることからプログラムを作成していきます。
ここからは、そのてらぴぁぽけっとを詳しくご紹介していきます。
てらぴぁぽけっとは、
どんな児童発達支援事業所?

民間児童発達支援施設「てらぴぁぽけっと」は、放課後等デイサービスを全国的に展開した実績がある「こぱんはうすさくら」が運営する民間児童発達支援施設です。
本部、現場、研究所といった支援体制を整備しており、子どもの発達障害に対してメソッドを確立。
療育はもちろん、保護者の相談や対話を重視した支援が特徴です。
療育と併用して児童の発達に対してのアプローチが可能であり、保護者の相談先が増えることで保護者のレスパイトにもつながります。
受給者証を取得することにより、月額の利用料は数千円になります。
てらぴぁぽけっとのセラピー
てらぴぁぽけっとのセラピーでは、「より多くのセラピーを、スモールステップで、確実なものにしていく」ことを重視しています。
825項目の基準ステップをもとに、ひとりひとりの子どもの発達や状態に合わせたセラピーを専門指導員がプランニング。
細かく段階分けされたステップを少しずつクリアすることにより、目標を達成していくプロセスを発見することができます。
また、2時間近い時間をかけてじっくりとセラピーを実施することにより、セラピー効果をより深く身につけていくことが可能です。
参照元:てらぴぁぽけっと https://terapiapocket.com/therapy/
てらぴぁぽけっとでの成長事例
「なんとなく気になる」から
就学準備をスタート
自閉症スペクトラム障害年長男児で、順調に幼児期を過ごしているものの「なんとなく気になる」「小学校で困るのでは?」という悩みを抱えていました。
来所したところ、他者との境界線がなく、思うまま絵に行動・発言する様子が確認されました。
セラピーでは、聞いたエピソードに適した表情のカードを選ぶことからスタート。
表情の実演や表情を見て感情を共感する、場面に合わせて許可を取る練習などを行いました。
セラピーは継続しており、療育をスタートすることにより、保護者様自身が就学の準備に備える実践を行うことができています。
参照元:てらぴぁぽけっと https://terapiapocket.com/case/case01.html
「怒りに向き合う」子どもを支える
ゲームの負けの受け入れや間違い、順番などを受け入れられず怒りに任せたままの行動がみられる年長男児のケース。
周りの大人は怒らせないように配慮するという誤った環境を与えていました。
セラピーでは、怒りに向き合う子どもを支えることがテーマに。
怒りの言動で事態を変化させることなく、冷静な時間に怒りのレベルを客観的に把握させました。
そんなに怒る必要がない時でも、どうしても怒りが込み上げてきた場合のオリジナル対処法も作成。
療育を継続することにより、一時的ですぐ消える、一過的に怒ることが増えました。
参照元:てらぴぁぽけっと https://terapiapocket.com/case/case02.html
保護者や担任と連携して
日常生活でもSST
人の感情を思いやることができず、自分の意見をはっきりと言い過ぎて人を傷つける年上女児のケース。
ソーシャルスキル全般が課題であり、場面に合った本音と建て前を学ぶ必要がありました。
そのため、ソーシャルスキルトレーニングをメインにセラピーを実施。
他者の気持ちをまず紙面で理解させ、ロールプレイで場面に合った言葉や表情、態度を学習。
日常生活の何気ないやり取りも学びの場であることから、保護者や担任の先生とも連携し、「言い直しをさせ、できたら褒める」をくり返し実践しました。
その結果、なぜそう言ったらいけないのかという質問ができるようになりました。
参照元:てらぴぁぽけっと https://terapiapocket.com/case/case03.html
てらぴぁぽけっと保育士さん
インタビュー

てらぴぁぽけっとでお子さんと接する保育士さんは、どんな気持ちで日々取り組んでいらっしゃるのか、聞いてみました。答えてくださったのは、千葉中央教室の坂井一季先生。
なぜ保育士になったのか
教えてください
幼少期から、妹の友達やその弟妹の面倒を見たり、遊んだりすることが好きでした。
大学進学前、将来の進路を考えた時に、好きなことを仕事にしたいと思い、保育士資格、幼稚園教諭免許を取得することを決めました。
どうして児童発達支援事業所で
働くことを選んだのでしょうか

通っていた小学校に支援級があり、障害を持った子とよく遊んでいました。
たくさん遊び、かかわり、その子達の素敵さに気付いたからこそ、社会からは偏見の目を向けられていることがとても気になっていました。
そのため、短大でも福祉のゼミをとったり、支援級でボランティアをしたり、放課後等デイサービスでアルバイトをしたりと、福祉の分野に関わり続けていました。
短大卒業後は、夢だった幼稚園教諭を一度経験し、それでも福祉が気になればその道に進もうと思っていました。
幼稚園で3年勤め、学ぶことはたくさんありましたし、すごく楽しい日々を過ごせましたが、やはり福祉の分野にも正社員として関わり、より深い経験を積んでみたいと考え、転職に至りました。
てらぴぁぽけっとを選んだ理由を
教えてください
短大や幼稚園での経験、自分の好きなことを活かすためには、放課後等デイサービスではなく、児童発達支援事業が合っていると思ったからです。
また中でもここはマンツーマンでの指導、送迎していただく事業所だったので、お子様や保護者の方に、丁寧に寄り添える環境だと思ったことも選んだ理由です。
働いていて嬉しかったことは
なんでしょうか
言葉で要求を伝えることを頑張っていたお子様が「かして」と何度も言えた瞬間。
幼稚園が終わった後、何するのが楽しい?と聞いたときに「てらぴぁぽけっとにくること」と言ってくれたこと。
先生は?と聞き返す練習をしていた子が、最初は嫌がっていたのに、練習を重ねて、自然と「先生は?」と聞けるようになっていたことなど、たくさんあります!
この仕事のやりがいは
なんだと思いますか?
子どもと関わる仕事には共通すると思いますが、成長を近くで見られること、その嬉しさを保護者の方と共有できることです。
てらぴぁぽけっとでは保護者様との
対話を大事にされていると
聞いています

はい。
傾聴を大切にしています。
いただくお悩みでは、家や園での行動(たたいてしまうなど…)、言葉の面の相談が多いように感じます。
(いつ話せるようになるのか、音が不明瞭であるなど…)行動については、まずは、状況や本人の行動などを伺い、同じ行動がてらぴぁぽけっとでも出ているのか、出ていないのかを把握します。
てらぴぁぽけっとでも出ている行動であれば、こちらの分析や対応、様子などをお伝えします。
出ていない行動についてはより細かい状況をお伺いし、他職員やSVとも共有をして分析します。
考えた対応や案を共有し、一緒に考えていきます。
どんな悩みも、相談してくれたことに感謝の気持を忘れず、共に考える、寄り添えるように意識しています。
保護者様が児童発達支援事業所を
利用するメリットは
なんだと思いますか?
心や身体、脳などがぐんと成長し、人間形成の基盤を作る大切な幼児期に、知識のある先生と関われることは、お子様にとって成長できる機会や幅が広がると思います。
保護者の方にとっては、相談できたり、不安や喜びを共有できたりする場所が増えると思います。
また、知識のある人からアドバイスを受けることもできます。
就学前までの事業所だからこそ、進級、就学についても一緒に考えていけますし、家庭連携として、保護者様のご希望があれば、園との交流や情報交換を行い、お子様のことについて、全体で協力して考えていけると思います。
てらぴぁぽけっと
療育というものに不安を感じていた保護者様も、少しハードルが下がったのではないでしょうか。
ひとりひとりの先生が、お子さんひとりひとりの個性に寄り添い、楽しみながら「できる」を増やしていってくれるのが療育です。
当サイトでは、各エリアで療育が受けられる施設をご案内していますので、ぜひお近くの教室に相談をしてみてください。
全国のてらぴぁぽけっとは以下にまとまっています。
年齢別発達障害の特徴と、
今できること
特性の違い、今できることを年齢別にまとめています。