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【1歳の発達障害】特徴と今できること

1歳の目次
発達障害かもしれない1歳の幼児のイメージ

1歳の成長は個人差が大きいので、このページに書いてある特徴が当てはまるからといって発達障害とは限りません。

まず保護者様が特徴を理解すること、そして子どもと、ご自身を楽にするためにも、今できることをしていくことが大切です。

1歳から症状が出るのは、発達障害の中でもASD(自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害)という種類になります。

ASD(自閉スペクトラム症)は、早い段階からある一定の行動特性が現れたりします。

ただし、これらの特徴が必ずしもASD(自閉スペクトラム症)を意味するわけではなく、個人差が大きいため、判断することは難しくなっています。

例えば1歳の場合、表情が乏しかったり他人の感情に関心を示さない、言葉の発達に遅れがあるなどのコミュニケーションの苦手さや、特定のもの・行動に対する強いこだわり、感覚の偏りなどが見られることがあります。

これらはあくまでも一般的な特徴で、全ての子どもに同じ症状が当てはまるわけではありませんし、他の発達障害との重複が見られる場合もあります。

ASD(自閉スペクトラム症)の特徴に気づいた場合は、早めに専門家に相談すると良いでしょう。早期から適切なサポートや療育を受けることで、子どもの発達に良い影響をもたらすことができます。

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引用元:てらぴぁぽけっと公式サイト
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1歳のお子様の場合は休み休みでもいいので大人と手を繋いで歩くこと。てらぴぁぽけっとでは先生が遊びを提示して、そのレパートリーを増やすことなど、これから成長していく上でその子が学んでいくことの選択肢を増やしていきます。

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発達スケールと照らし合わせて、お子様を目標とする位置へ導く児童発達支援事業所「てらぴぁぽけっと」。

2022年3月30日現在、全国で37のエリアに展開中。

応用行動分析(ABA)を用いたセラピーで、将来的に目指す行動に対し、今できることからプログラムを作成していきます。 保護者様との対話にも力を入れている、気軽に話せる相談先として頼れる存在です。

1歳の「発達障害かも?」の
気になるサイン

泣かない、あまり笑わない

要求があると泣いて伝えたり、母親の姿が見えなくなると泣いて求めたりする「愛着行動」がありません。

そのため、ひとりぼっちになっても泣かず、母親が微笑みかけても反応をほとんど示さないのです。

寝つきが悪い、すぐ目が覚める

1歳を過ぎると睡眠リズムが整うことが多いですが、発達障害の特性を持つ子の中には、寝つきが悪く、すぐに目覚めることがあります。

無理に寝かせようとすると、泣いてかんしゃくを起こします。

泣き方が激しい、
いつまでも泣き止まない

少し物音がしただけでも泣き出し、抱っこしても泣き止まないことがあります。

発達障害の特性を持つ子は感覚が過敏なので、ちょっとしたことに反応して泣き出してしまうのです。

抱っこを嫌がる

感覚過敏の子は、抱っこされると圧迫感や痛みを感じることがあります。

そのため、母親が愛情から抱きしめようとしても嫌がってしまうのです。

目が合わない

人や周りのことに興味関心が向きにくいので、目が合わないことがあります。

また、何かに集中していると、周りが見えなくなってしまうので反応が返ってきません。

人見知りをしない

自分が気に入ったもの以外に興味関心がないので、人見知りをしません。

逆に、いつも同じ人物(母親など)でなければ異常に嫌がる場合もあります。

指差しをして注意をひかない

人への興味関心が薄いので、指差しなど相手の注意をひく行動がみられないことがあります。

自分の気持ちを伝えたいときは、対象物まで相手の腕をつかんで連れていこうとする「クレーン現象」が見られます。

偏食が強い、味やにおいに敏感

味覚が敏感な場合、味付けが濃く感じたり、砂やゴムを食べているように感じてしまうそうです。

わがままや好き嫌いではなく、感覚の偏りによって起こるものです。

音や触感に敏感

音に敏感な場合は、小さな音でも轟音が鳴り響いているように聞こえたり、痛みを感じたりします。

触感に敏感な場合は、服の縫い目やタグに痛みを感じ、肌触りの良い服だけを好むことがあります。

ひとりで遊ぶことが多い

コミュニケーションを取ることや、臨機応変な対応が苦手なので、ひとりで遊ぶことが多いです。

そもそも、友達に関心が向かないので、友達を作りたいという欲求が薄いことがあります。

発語が遅い

周囲に関する興味関心が薄いので、自分から話そうとしないことがあります。

また、言葉を理解していても会話にならなかったり、まったく関係のない内容を一方的に話したりします。

「話の内容が理解できないときはオウム返しをする」、「発語ではなく固有名詞から話出す」、「急に話をしなくなる」ことも少なくありません。

発語が遅いかどうかの判断は「一歳半までに意味のある単語を3つ以上話す」ことがひとつの目安です。

あくまで目安ですが、この時期に発語がない場合は、相談に行ってみることをおすすめします。

幼児発達障害について
詳しく知る

「様子を見ましょう」
「医療機関で診察を」と
1歳半検診で言われたら?

子ども部屋のイメージ

1歳半検診のタイミングで「様子を見ましょう」「医療機関で診察を」と言われたからといって、それがすぐに発達障害という診断がくだるわけではありません。

「現時点でははっきりしたことが言えないので、様子を一緒に観察していきましょう」という意味です。

1歳半のタイミングですぐに診察に行っても診断名はつかないので、経過を見ていくことになります。

とはいえ、相談に行き、今後の指針を決めること、そして療育などの次のステップに進むことはとても重要です。

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どこに相談したらいい?

相談先は色々

「発達障害なのでは?」と不安を感じたら、一人で悩まずに専門機関に相談しましょう。

まずは、かかりつけ医や保健師さんに相談するのがおすすめです。

かかりつけ医や保健師さんであれば、面識があるので相談しやすいですし、対応方法や関わり方を教えてもらえます。

また、保育園に通っていれば、保育士さんに普段の様子を聞くのも良いでしょう。

アライさんより
相談するのは早めが◎

「診断名がつかないし、相談はまだいいかな」「相談したら、子どもが発達障害と診断されてしまうかも」

そんな不安があり、中々相談に足を延ばせない保護者様もいるのではないでしょうか。

安心してください、相談に行って、即「発達障害です」となるケースは、この年齢では少ないです。では、なんのために相談に行くのかというと、療育など、次のステップに進むためと、子どもの将来のため。

それは、保護者の皆さんの、今のこころとからだの負担を軽くしてくれることにもつながります。

とくにひとり目のお子さんだと、「1歳は、まだこんなものかな?」と思うこともあるかもしれませんが、少しの違和感は早めにつぶしておくのがいちばんです。

子どもの発達に関する相談先
まとめはこちら

相談先は相性もあります

相談にいっても、保護者様とお子さんにとって、最適な相談先にならないことは少なくありません。

どうしても、医師や専門家との相性もあるので、違ったと思ったら相談先を変えることが大切です。

モヤモヤした気持ちを抱えたままでは、不安が大きくなってしまいます。

子どものことを一緒に考えてくれていると感じられる相談先を探していきましょう。

そういったところに出会えるかどうかは、保護者様・お子さんの今後を、良い方向に導いてくれる可能性が大いにあります。

相談に行くときに、
用意しておくといいもの

発達障害の特性を持っているかは、様々な視点から判断されます。

そのため、これまでの子どもの様子や成長過程がわかるものが診察の参考になります。

普段から気になる様子を書きとめ、写真や動画も残しておきましょう。

連絡ノートや通知表など、園や学校での様子を知れるものも重要な手がかりです。

初めて診察を受けるときは、保護者様も子どもも緊張してうまく伝えられないことがあるので、参考になるものを事前に用意しておきましょう。

  • 気になる様子をメモしたもの
    気になる様子を箇条書きにしておくと、伝え忘れを防げます
  • アルバムや動画
    普段の様子や成長過程を知る参考になります
  • 連絡ノートや通知表
    園や学校での様子を知る手がかりになります
アライさんより
相談の次のステップは療育

療育というのは、「今の困りごとの解決と、将来の自立をめざす」ための支援のこと。

行政が運営するものも、民間が運営するものも、豊富にあり、お子さんのステップアップに役立つのはもちろん、保護者様の参考にもなり、ほっとひといきつける時間を確保できることにもなります。

「療育は早いうちからがいい」というのはよく言われることです。1歳の場合は、お子さんの特性に対して、お子さん自身が対処法を知って、実行することは難しいですが、保護者様がお子さんの特性の理解を深めることができます。

このサイトでは、エリアごとの児童発達支援センター・事業所をまとめたページがあるので、参考にしてください。

日本全国エリアごとの
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