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【令和6年度】報酬改定による児童発達支援サービス利用者への影響は?

障害児支援の主な改定内容

  • 児童発達支援センター等における中核機能の評価(中核機能強化加算や中核機能強化事業所加算の新設)
  • 児童発達支援・放課後等デイサービスにおける総合的な支援の推進(総合的な支援の提供を基本とする旨を運営基準に規定するなど)
  • 児童発達支援・放課後等デイサービスにおけるサービス提供時間に応じた評価の導入(基本報酬の見直し)
  • 支援ニーズの高い児に対する支援の評価の充実(入浴支援加算の新設・送迎加算の見直しなど)
  • 家族支援に対する評価の充実(事業所内相談支援加算や延長支援加算の見直しなど)
  • インクルージョン推進の取組に対する評価の充実(保育所等訪問支援の充実など)
  • 障害児入所支援における小規模化・地域生活に向けた支援等に対する評価の充実

児童発達支援センター・事業所の利用におけるメリット

児童発達支援センターの機能強化

児童発達支援センターに専門人材を配置し、同センターの機能・運営を強化することで地域の障害児支援の中核的役割を担い、地域の関係機関と連携しながら支援体制の充実を図っていくとのこと。それにより、児童発達支援センターと地域の事業所がそれぞれの専門性や強みを生かした専門的な支援や包括的な支援を提供できるようになり、身近な地域で必要な支援を受けられる体制の整備を目指しています。

質の高い発達支援の提供の推進

総合的な支援の推進や特定領域への専門的な支援の評価等を行い、お子さん1人ひとりの特性や状況に応じた質の高い発達支援の提供を目指しています。また、関係機関連携加算の対象に医療機関や児童相談所を含め、個別支援計画を作成するとき以外で情報連携を行った場合に評価する内容に改定。関係機関の連携強化を図ることで、お子さんや家庭への包括的な支援の提供を目指しています。

医療的ケア児等の支援の充実

児童発達支援・放課後等デイサービスにおける医療的ケア児への支援の充実として送迎加算の見直しを行ったほか、入浴支援加算居宅の新設や介護の特定事業所加算の加算要件に医療的ケア児を追加。また、共生型サービスにて医療的ケア児への支援を行った場合に評価する共生型サービス医療的ケア児支援加算を新設し、医療的ケア児への支援の充実を図っています。

家族支援の充実

家族支援の充実では、養育支援や預かりニーズへの対応などを通して保護者様やきょうだいへの家族支援を推進し、家族全体のウェルビーイングの向上を目的としています。そのための取り組みとして、家族連携加算と事業所内相談支援加算を統合し、オンラインによる相談援助も可能に。相談援助等の対象にきょうだいも含まれることを明確化しています。

また、保護者様に対して支援場面の観察や参加などができる機会を提供し、さらにお子さんの特性を踏まえた関わり方などに関する相談援助を行った場合の子育てサポート加算も新設。家族への相談援助等の充実を図っているほか、現在の預かりニーズに対応できるように延長支援加算の見直しも行われています。

インクルージョンの推進

児童発達支援におけるインクルージョンの取り組みを推進し、障害の有無に関係なくすべての子どもが共に育つ環境の整備を目指しています。保育・教育等移行支援加算については、保育所等を退所する前の移行に向けた取り組みについても評価する内容に改定されています。

保育所等訪問支援の充実を図るために、関係機関連携加算や自己評価結果等未公表減算を新設。さらに訪問支援員特別加算については当該職員による支援の実施を求めるとともに、経験に応じた評価を行う内容に改定されています。また、医療的ケア児を含むケアニーズの高い児へのインクルージョン推進として、ケアニーズ対応加算も新設されました。

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