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【3歳の発達障害】特徴と今できること

3歳の目次
発達障害かもしれない3歳の子イメージ

3歳は、自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)の特性がはっきり出てくる年齢です。

また、注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害(ADHD)の特性である「じっとしていない」「反抗的なわけではないけど、言うことを聞かない」というものも、見られやすくなります。

周りの子との違いに、戸惑う保護者様も少なくないかもしれません。

ここでは、3歳であらわれる発達障害の特徴や今できることを紹介します。

発達障害について知ること、そして対応法を知ることで、少しでもお子さんの生きづらさと、保護者様の不安を解消してください。

3歳の「発達障害かも」の
気になるサイン

話さない

3歳になっても「二語文がでない」「言葉を話さない」場合は自閉スペクトラム症が疑われます。

ただ、他の神経系や臓器の異常ということもありますので、

また、「質問に対して相手の言葉をオウム返しで答える」、「一方的に話続けたり、突拍子もないことを話したりと会話が成立しない」、「大人も知らないような難しい言葉を使う」なども気になる症状です。

偏食が強い、味やにおいに敏感

感覚の偏りによって、偏食が強かったり味やにおいに敏感だったりします。

食事のにおいがすると気持ち悪くなったり、一般的な味つけが濃く感じてしまったりと症状はさまざまです。

好き嫌いやわがままだと思われがちですが、本人の意思ではどうすることもできません。

食事のたびに「好き嫌いをしてはいけません」などと注意されると、食事への意欲が低下してしまいます。

保護者様もつらいことではあるのですが、保護者様・お子さんのためにも、正しく食べることより、楽しく食べることを優先してください。

食べるものが偏ったからって、死にはしない!!くらいのおおらかなきもちを持つことも大切です。

音や触感に敏感

ほかの人が気にならないような小さな音でも、発達障害を持つお子さんの中には、轟音が鳴り響いているように聞こえてしまうことも。

予想外の音や大きな音がすると、不安からパニックを起こすこともあるほど、音に関して過敏に反応してしまいます。

また、「毎日同じ服を着続ける」、「服のタグや縫い目が気になり苦痛に感じる」など、触感へのこだわりも見られます。

ひとりで遊ぶことが多い

3歳頃になると友達と関わりながら遊び、集団行動が増えていきますが、発達障害の特性を持つお子さんは、「貸して」「ありがとう」などのやりとりができなかったり、順番を待つなどのルールが理解できなかったりと、コミュニケーションが上手く取れません。

特定のものへのこだわりがみられる

「電車の名前や駅名を全て覚えている」など、特定のものへのこだわりが見られます。

また、ルールや手順を一度覚えると、ルールや手順通りでないと落ち着かないため、急な変更や予想外の出来事にとっさに対応できません。

自分の興味関心やペースの維持を最優先するので、周りの人と衝突してしまうことがあります。

同じ動きを繰り返す

手をひらひらさせる、くるくると回る、飛び跳ねるなど同じ動きをくり返すことがあります。

他にも、通路を行ったり来たりする、揺れるものをいつまでも眺める、特定のぬいぐるみをずっと撫でているなど、症状のあらわれ方はさまざまです。

同じ動きをくり返すことを「常同行動」といい、要求を上手く伝えられなかったり、精神的な安定や刺激を求めたりするために行っていると考えられているので、こういった行動が見られたときは気にしてケアしてあげるのがいいかもしれません。

パニック(かんしゃく)を起こす

激しく泣き喚いたり、物を壊したりとパニックを起こしてしまうことがあります。

なぜパニックを起こしてしまうのかというと、発達障害の特性を持つ子は、「いつも同じルールや手順」に安心するので、臨機応変な対応が苦手なので、予期せぬ出来事に遭遇すると、どうして良いかわからなくなって、パニックになってしまうのです。

ほかには、感覚の偏りにより、外から「音」や「光」などの刺激がスイッチとなることも珍しくありません。

じっとしているのが苦手

椅子に座っていても身体を揺らしていたり、フラフラと歩きまわったりと、じっとしているのが苦手です。

また、おしゃべりのコントロールができないため、一方的に話し続けることもあります。

動いていないと落ち着かないだけではなく、身体が無意識に動いてしまうので、自分ではどうしようもできないのです。

自閉スペクトラム症かもと思ったら

子どもたちのイメージ画像

3歳になると自閉スペクトラム症の(ASD)特徴がはっきりとあらわれてきます。

「話ができる」「動きが活発になる」「他者とコミュニケーションを取れる」など、できることが増えるため、「うちの子は周りの子と少し違うかも」と不安に思って検索した保護者様もいらっしゃるのではないでしょうか。

自閉スペクトラム症の場合でも、はっきりとした診断がつくのは4~5歳ごろ。

3歳では「しばらく様子を見ましょう」となることがほとんどですが、相談することで療育という次のステップに進めたり、今後進むべき道が開けたりしますので、相談に行ってみましょう。

自閉スペクトラム症/
自閉症スペクトラム障害(ASD)
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ADHDかもと思ったら

「じっとしていられない」、「座っていることが苦手」、「忘れっぽい」、「言われていることが理解できない」など、ADHDのサインは、早い場合は2歳から出てくる場合があり、3歳になると、より「何かおかしいかも」と感じるときが出てくるかもしれません。

とは言え、ADHD(注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害)の特性は、子どもにはありがちな行動でもあるので、6歳くらいまで診断がつかないことも珍しくありません。

診断がつかなくても、定期的に受診して、専門機関と連携を取るようにしましょう。

「再受診の目安」や「家庭で注意すべきこと」などを事前に確認しておくと安心です。

注意欠如・多動症/
注意欠如・多動性障害(ADHD)
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アライさんより
大事なのは“診断がつく・
つかない”ではなく…

相談に行って、「診断がつかなかった」と感じる方もいれば、「診断がついてしまった」と感じる方もいらっしゃると思います。

でも、本当に大切なのは、相談したことで、次にとるべき行動が見えたり、療育という次のステップに進むことです。

そうすることで、お子さんの生きづらさがやわらいだり、保護者様も対応の引き出しが増えたり、こころの内を話せる相手ができたり、ほっと一息つける時間ができたり、家族の皆さんが少しずつ、いい方向に進めることができるはず。

ぜひ、ご自身と、お子さんのために、相談してください。

「そこまで特性が強くない気がするなあ」というときも、まずは相談がおすすめです。

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取材協力:てらぴぁぽけっと
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2022年3月30日現在、全国で37のエリアに展開中。

応用行動分析(ABA)を用いたセラピーで、将来的に目指す行動に対し、今できることからプログラムを作成していきます。 保護者様との対話にも力を入れている、気軽に話せる相談先として頼れる存在です。

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